岩波文庫の新刊「恋愛指南 アルス・アマトリア」(オウィディウス,沓掛良彦訳)を読みました。 岩波文庫ファンには「変身物語」で知られているオウィディウスは,紀元前43年,中部イタリアの騎士階級に生まれ,法廷弁論家となるべく…
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岩波文庫の新刊「恋愛指南 アルス・アマトリア」(オウィディウス,沓掛良彦訳)を読みました。 岩波文庫ファンには「変身物語」で知られているオウィディウスは,紀元前43年,中部イタリアの騎士階級に生まれ,法廷弁論家となるべく…
えい文庫の新刊「自転車と旅しよう!」(絹代)を読む。 エイ出版社ムック「自転車生活」の連載記事を再編集したもの。著者は,東大農学部卒のタレント&健康管理士。本書には,しまなみ海道,白神山地,耶馬溪,北斗星で北海道,佐渡ロ…
遅い夏休み第二弾ということで5連休。前半は,家のメンテについて,リフォーム業者と打ち合わせ。ウチは田舎なので,よく言えば自然にあふれていて,アリやいろいろなムシが多いんです。その駆除もしなければいけないし・・・お金かかり…
我が神奈川県の松沢知事が先頭を切って公共施設の完全禁煙を目指そうとしたのだが,飲食店や遊戯施設では結局,分煙を認めることとなった。 禁煙席しかなければ,別に吸わなくていいや,という程度の喫煙者でも,これだけ外出時の喫煙場…
小学館によると,月刊誌「Lapita」を12月に休刊するとのこと。 「Lapita」は1995年12月創刊で,発行部数は4万2000部。2002年10,11月には8万5000部を記録したが,最近は2万部以下に落ち込んでい…
昨日まで5日間,初めての高知訪問でした。晴れ続きは嬉しかったのですが,東京より一段と暑いのには参りました。そのほか感じたことなど。 高知は,どこへ行っても坂本龍馬ですが,私は以前から龍馬がなぜ人気があるのか,何度聞いても…
新文化紙によると,主婦と生活社の雑誌「新春すてきな奥さん」は70万部の発行を予定しているとのこと。 同社によると,11月21日発売予定の「すてきな奥さん」新年号は,ライバル誌だった「主婦の友」が休刊したこともあり,新年号…
集英社は1日,映画誌「ロードショー」を11月21日発売の1月号で休刊すると発表した。 同誌は72年創刊。近代映画社の「スクリーン」とともに,私の学生時代の愛読誌だった。最近は,インターネットに押されて,80年代の最高約3…
宝島SUGOI文庫の新刊「死刑囚最後の1時間」は,昨年5月,別冊宝島から出たものの文庫化だ。 タイトルとは異なり,刑に立ち会った検察官や刑場を視察した議員,刑務所で死刑囚と隣り合わせになった受刑者の体験談はあるが,本書の…
集英社文庫から新しいシートン動物記が刊行中。これまでの3巻は,6月「狼王ロボ」,7月「ぎざ耳ウサギの冒険」,8月「愛犬ビンゴ」。 同社からは,同じ藤原英司訳で単行本のシートン動物記シリーズが現役で出ており,絶版となった昭…
片岡義男の新刊「ナポリへの道」(東京書籍)を読みました。 本書は、『日本人はどうやってスパゲティ・ナポリタンを「発明」し、食べ、そして発展させてきたのか? スパゲティ・ナポリタンをこよなく愛する著者が、非常な共感と愛情に…
タスポを持たない理由は「申し込みが面倒」がトップとのこと。しかし,新橋勤務のリーマンとしては,面倒というより, 必要なときに周りにたくさんあるコンビニで買えばよい,ということじゃないかと思う。24Hいつでも買えるんだし。…
新文化紙によると,8月5日に文春文庫から発売された「容疑者Xの献身」(東野圭吾)は8月5日に初版25万部で発売され,本日決定の5刷で100万部を突破し,累計110万部に達したとのこと。 まあ,映画公開待ちで,話題の作品だ…
「魔境アジアお宝探索記-骨董ハンター命がけの買い付け旅」(島津法樹,講談社+α文庫)を読む。 アジア辺境の地で稀少な骨董探しに明け暮れた日々を描いたエッセイ。危険地帯も何のその,あるときには鼻先を銃弾が掠め,壺の中からは…
新文化紙によると,大分中心に展開する書店チェーン「明林堂書店」が,負債147億8000万円で経営破たんした。 同社は,大分地裁に民事再生手続きを申請し,25日に保全命令を受けた。現在の店舗数は79店。不採算店の整理や遊休…
ミシュラン・ライフスタイルより,11月に発売予定の「ミシュランガイド東京2009」に関するグッズが9月15日に発売されます。内容は,限定フィギュア,ロゴ入りエプロン,マグカップ,エコバックなどで,全国のバラエティショップ…
ケータイ世代向けの本というのを読んでみました。ゴマブックスが8月1日に発売した「横書きで名作を読む」ヨコガキ名作文学シリーズの中から,太宰治の「人間失格」。 普段読んだり書いたりする書類でも,大部分が横書きとなっている今…
BCLの世界でおなじみの山田耕嗣氏が8月19日夜,67歳で逝去され,本日告別式とのこと。 私のようなラジオ少年,昭和40年代に「ラ製」や「初ラ」を愛読書とし,その後「短波」誌などを読んでいたBCLファンにとって,氏の名前…
最近また,片岡義男のファンだということが,恥ずかしくなくなってきた感じがします^^;: 学生時代,片っ端から片岡氏の本を読み,その後,あれは無かったことに・・・といった気持ちだったのですね。 というのも,最近の片岡氏は,…
『江戸川乱歩ミステリー 今や「古典」 岩波文庫収録や伝記本』の記事が。 読売新聞によると,『アカデミックな「古典」作品の刊行で知られる岩波文庫に,日本の推理作家で初めて江戸川乱歩の短編集が収録された。岩波文庫で出す基準は…