アルファポリス文庫が書店に並んでいました。 アルファポリスはサイト運営が本業。そこで運営している「ドリームブッククラブ」により,インターネット上で読者の支持を集めた作品を出版し,『既存の賞の傾向や審査員の嗜好という枠から…
文庫本好きなすべての方に読書と蒐集の話題を
アルファポリス文庫が書店に並んでいました。 アルファポリスはサイト運営が本業。そこで運営している「ドリームブッククラブ」により,インターネット上で読者の支持を集めた作品を出版し,『既存の賞の傾向や審査員の嗜好という枠から…
岩波書店は,11月22日,「他では読めない岩波文庫一括重版」として以下を刊行します。 ■ 愛の断想・日々の断想 ジンメル/清水幾太郎 訳 ■ 一年有半・続一年有半 中江兆民/井田進也 校注 ■ 科学の価値 ポアンカレ/吉…
岩波書店からは,「クマのプーさん」関係の本がいろいろ出ていますが,先頃,ついに10月14日が「クマのプーさん原作デビューの日」に選定されたとのこと。「クマのプーさん」の誕生から80年が経ったわけです。 ちなみに,プーの誕…
他人の腕時計を電車の中で注意して見ていると,ロレックス,オメガやセイコー,女性に多いカルチエやブルガリはときどき目にしますが,いわゆる高級時計パティックやバシュロン,ピゲ,ランゲなどは,全然見かけませんね。(そういう人は…
【ダヌマンスペシャル】短いが結構荒っぽい味。昼休み用だな 土曜日は台風一過,小学校の運動会があり,日焼けで顔がヒリヒリ。小学校に入ったばかりの頃は,早朝から校庭に場所取りして,必死でビデオを回したりしていたが,高学年にな…
岩波文庫の新刊「アフリカ農場物語(下)」(シュライナー)を読む。 上巻は正直なところ,私にとって楽しく読めるようなものではなかったが,下巻はかなり持ち直してきた。4年間の空白を経て突然帰ってきたリンダルが,当時の社会にお…
【ダヌマンムーズフィルター】軽いが匂いがよく滑らかな味。デイリーシガーに。 書店で見つけてビックリした本・・・帯に堂々と「ショコタン推薦のニート青春小説」,新堂冬樹の「ぼくの☆アイドル」。 光文社によると,『27歳の妄想…
エイ文庫の新刊「ハーフサイズカメラ遊楽」(飯田鉄+良心堂)を読む。 ハーフサイズカメラは私の子供の頃,1960年代にオリンパス,リコー,キャノンなど各社から多くの機種が出ており,当時高価だったフィルムを2倍使えるというこ…
岩波文庫「戦争と平和(6)」( トルストイ)を読む。 これで完結となるが,面白いのは,巻末に付いている「戦争と平和Q&A」と「アルバム トルストイの生涯」。Q&Aでは,トルストイの生まれや育ち,軍隊生活,歴史観…
先週一週間は,久しぶりに札幌へ出張。週末には25年ぶりに昔の下宿先を訪ねるなど,なかなか充実した旅でした。パソコンも持たず,本を読む時間も無かったのですが,ちょっとぶらぶらした感じで,私の学生時代と比べ,駅前は電器屋だら…
岩波文庫「曖昧の七つの型(下)」( ウィリアム・エンプソン)と新刊の「ゲーデル不完全性定理」を読みました。日頃弱りきっている頭には無理があったようで,あわてて解説を読むものの・・・やっぱり難しい。 「不完全性定理」は30…
岩波書店では,岩波文庫創刊80周年を記念して,以下のような企画を計画中です。創刊書目セットの復刻では,判型や紙質も再現するようなので,面白そうです。詳しくは,文庫編集部のページをご覧下さい。 ・2006年12月 『復刻 …
光文社が7日に創刊した「光文社古典新訳文庫」が書店に並んでいた。 このシリーズは,優れた海外文学作品をすべて新訳で紹介するもので,『活字離れを食い止めるためにも本当に面白い作品を読者に届けようと,翻訳者と話し合いを重ね,…
紀伊國屋書店新宿南店(渋谷区千駄ヶ谷タカシマヤタイムズスクエアビル)では,28日まで絶版文庫のフェアを開催中。 ふるほん文庫やさんが提供する1万2000冊の絶版文庫の販売とともに,絶版商品の客注も受け付けるとのこと。同社…
【ネオスパシフィック】香りはよい。安っぽい感じは否めず舌に葉が付く。 新橋駅前で恒例の「大古書市」が14日まで開催中です。 昼休みに覗いてきましたが,文庫本関係は新しいものが多く,岩波文庫も多くはカバー付きでした。新書,…
未来のプリンス誕生ということで,なかなか賑やかですが,皇太子殿下と同年齢で親しみを感じてきた私としては,雅子様の動向と共に,めでたさも中くらいなり・・・。 まあ,私ごときが心配してもしょうがないことなので,先月出た岩波文…
新文化紙によると,日書連の提案を受けるかたちで,講談社は黒柳徹子著『窓ぎわのトットちゃん』と,いとうひろし著『だいじょうぶ だいじょうぶ』の既刊2点のオリジナル新装版を返品ゼロの完全買切・満数配本の特別条件で発売する。組…
夏休みもようやく終わり。遊園地やプール,花火大会など,さすがにウンザリしてきましたが,ようやく普段のペースに戻れて嬉しいですな。 伊藤 整の「小説の認識」は,1949~53年にわたって諸雑誌に発表されたもので,前著「小説…
「詩本草」(柏木如亭)を読みました。 若くして幕府の棟梁となった如亭は,吉原で遊びまくった末,各地へ遊行の旅に出ることとなりますが,旧友の葛西因是が「色食は性と成り天真爛漫」と評したとおり,そこでも風流な遊び人として名を…
岩波文庫8月の新刊は,「詩本草」(柏木如亭),「小説の認識」(伊藤 整),「曖昧の七つの型(下)」( ウィリアム・エンプソン),「津田左右吉歴史論集」(今井 修編)の4点。 重版再開は,「果てしなき逃走」(ヨーゼフ・ロー…