ハーフサイズカメラ遊楽(飯田鉄+良心堂)

ハーフサイズカメラ遊楽エイ文庫の新刊「ハーフサイズカメラ遊楽」(飯田鉄+良心堂)を読む。
ハーフサイズカメラは私の子供の頃,1960年代にオリンパス,リコー,キャノンなど各社から多くの機種が出ており,当時高価だったフィルムを2倍使えるということで,人気があった。我が家でも古いリコーオートハーフを使っていた時期があり,いまでもどこかにあるはず。
本書では,各社のハーフサイズカメラやアクセサリを紹介すると共に,ハーフサイズの達人たちの作品を掲載。かわいらしいハーフカメラで撮った写真は,緩めで暖かみがあり,解像度命!といった普通のカメラやデジタルカメラでは出せない味がある。べつに貧乏性じゃなくても楽しめるカメラなのだ。
いまでもハーフサイズカメラのファンは多いようで,ハーフサイズカメラの蔵クラカメ堂HALF-MOONなどWeb上でも充実したサイトが見つかる。