今年の岩波文庫の売上げベスト10

バタバタしているうちに,もう今年も残りわずか。というところで,妹の嫁ぎ先のお義母さんが急になくなり,お通夜へ行ってきました。年取ってからは世界中を旅しており,つい先日も元気な声を聞いたばかりだったのに,驚きました。
岩波書店によると今年の岩波文庫の売上げベスト10は,『武士道』(新渡戸稲造),『論語』,『代表的日本人』(内村鑑三),『忘れられた日本人』(宮本常一),『君たちはどう生きるか』(吉野源三郎),『学問のすゝめ』(福沢諭吉),『方法序説』(デカルト),『新版きけ わだつみのこえ』 ,『新訂 孫子』,『ゲーデル 不完全性定理』とのこと。
新刊はゲーデルだけですかね。あとはいつもと代わらぬ定番作品。私自身も今年の岩波文庫を振り返ると,最近出たパヴェーゼの「美しい夏」や「モーパン嬢」くらいで,あまり面白かった!というものがなかったような気がしますね,残念ながら。