インカ皇統記(3)

インカ皇統記〈3〉なにか科研費申請などでバタバタしていて読み残していた先月分の岩波文庫新刊「インカ皇統記(3)」を読む。
今回は,第六の書と第七の書を収める。金や銀で飾られたインカの王宮の建造と装飾,王宮で奉仕する召使い,太陽の大祭を中心とする祭祀,植民事業や言語,各地の首長の嫡子たちが宮廷で教育されたことなどを詳述。とてもわかりやすい訳だが,神保町のマックでコーヒー飲みながら読んでいたら,ついウトウトと。
ちなみに11月の岩波文庫新刊が書店にならぶ時期だが,そのラインナップは,「ウォルター・スコット邸訪問記」(アーヴィング),「モーパン嬢(下) 」(ゴーチエ),「紅い花 他4篇(改版)」(ガルシン),「インカ皇統記(4)」。ほかに,「文芸批評論」(T.S.エリオット),「少年時代」(トルストイ),「タキトゥス 年代記(全2冊)」が重版再開。