太田出版は3月17日、小説やマンガなどの新作を無料で閲覧できるWebサイト「ぽこぽこ」を開設する。日本初の「ソーシャル・リーディング空間」という謳い文句。この名前は、読者が書き込んだ感想や応援メッセージが画面上でポコポコと湧き出すことから付けられたもの。
参加予定の作家と作品は、古屋兎丸『ぼくらの☆ひかりクラブ』、志村貴子（未定）、中村明日美子『アードルテとアーダルテ』、押切蓮介『ピコピコ少年ＴＵＲＢＯ』、岡田屋鉄蔵『ひらひら～国芳一門浮世譚～』、FSc『クレアボヤンス』、長嶋有『フキンシンちゃん』。
フキダシコメント投稿システムにより、読者が作品の好きな位置を指定し、著者への応援メッセージや励ましを投稿できる。投稿されたメッセージは、スタッフによる審査を経たのち、フキダシとなりサイトに反映される。
現在「ぽこぽこ」では、モニターを募集中。3月10日から16日までの1週間、「ぽこぽこ」を試して、レポートする。500名限定（先着順）で、希望の人はent@ohtabooks.comまで、件名に「ぽこぽこモニター募集係」、本文に「氏名」「年齢」「性別」「ご職業」「ＰＣメールアドレス」を記入の上、申し込むこと。なお、「ぽこぽこ」は携帯電話のアドレスからのアクセスはできない。
ツイッターアカウントは、@POCOPOCOweb