SONYの電子書籍リーダー

新しいSONYの電子書籍リーダーを使ってみた。

5インチ版と6インチ版があり、何でこんな微妙な違いで作るのだろうと思っていたのだが、実物を見ると、相当に違いがあり、5インチ版が文庫本そのままという感じなのに対して、6インチ版は我々のような中高年向けでかなり見やすい。

バックライトを使用していない画面は、意外にコントラストが高く、少し暗い場所でも読みにくくはない。もともと本を暗闇で読む必要はないので、この辺の割り切った仕様は巧いと思う。

文字サイズの変更は、画面下のソフトウェアボタンで行う。つい画面をいろいろ触ってしまい、ページがすっ飛んだりしてびっくりするが、慣れれば大丈夫そうだ。

容量は内蔵メモリで1400冊とのことで、とくに外部メモリがなくても十分。岩波文庫創刊100年(2027年)の頃に、もし電子書籍リーダーが主流となっていたら、ぜひ岩波文庫6000冊全収録の電子ブックを出してほしいね。100歳まで生きるつもりで、じっくり読ませてもらおう。