メディア・パルの新刊「オタクの逝き方」が話題になっている。
本書は、膨大なコレクションを持つオタクが突然の死に見舞われた場合、そのコレクションが貴重であっても、価値の分からない遺族により粗大ゴミとして捨てられたり、死後に恥ずかしいコレクションが露見し、遺族がさらに悲しい思いをしたりすることがないように、あらかじめ対策をしておきたい人のためのガイドブック。
とくに、ネット銀行や有料サイトなど、当人だけしか知らない情報を抱えて逝ってしまった場合の対処方法には、関心のある人も多いはず。本書では、『オタクに限らず現代社会に生きる我々が、心おきなく逝けるように準備する方法』を、専門家のインタビューやマンガを交えて、分かりやすく解説している。
第一章 ヤバいデータ満載のＰＣや携帯電話はどうする！？
ヤバいデータを死後、消す方法、故人のＰＣの取り扱い方法、ネット関連のサービスはどうなるのか？など
第二章 遺されたコレクションはどう処分すればいいのか？
書籍系、映像ソフト・ゲーム系、フィギュア系、プラモデル・ガレージキット系、キャラクター玩具系、ＣＤ・レコード系の買い取り事情とオススメ専門ショップ
第三章 オタクらしい遺言書を作成しよう
財産相続はどのような仕組みか、法的に有効な遺言書の書き方、オタクのコレクションはどこまでが相続財産になるのか？ 故人のコレクションを遺贈されると贈与税はかかるのか？ オタクらしい遺言の「好ましい例」と「好ましくない例」など
第四章 孤独死したオタク仲間についてのインタビュー