読書管理のためのフリーソフト「読書管理」

「読書管理」は,蔵書のリストに既読/未読や読書開始日/終了日,感想などをあわせて記録しておける個人向けの蔵書管理ソフト。書籍に関する基本情報をインターネットの書籍検索サイトから取得することが可能で,面倒な入力の手間を省けるのが特徴。データのインポート/エクスポート,バックアップ/リストアといった機能も備えている。
ソフトはカード型データベースとなっており,データ項目のうち,「書籍名(サブタイトルを含む)」「著者」「出版社」「初版発行年月」「ページ数」「価格」「表紙写真」「C-Code(C-Codeによって分類される「販売対象」「発行形態」などの情報)」「内容」などは,Amazon.co.jpやBooks.or.jpから取得できるようになっている。書籍情報の取得は,ISBNコードを入力することで行える。ISBNコードは10桁/13桁のいずれにも対応。取得する内容は,取得元サイト単位で指定できる。
書籍名などの基本情報に加え,「保管場所」「既読/未読」「購入/未購入」「読書開始日」「読書終了日」や,自動取得の難しい共著の著者や編者といった情報を,ユーザが追加することも可能。書籍のシリーズ名や巻数,読んだあとの感想,さらには「勝手にランキング」といった項目を入力・記録することもできる。
メイン画面の左側には,登録した書籍がツリー構造で一覧表示される。ツリーは「作者別」「タイトル(書名)別」「シリーズ別」「読書開始日」「読書終了日」で並べ替えることができ,容易に目的の書籍情報にアクセスできるようになっている。
ためしに入力してみましたが,書誌データを自動入力してくれるのは確かに快感です。Amazonに登録されていないような古書を多数抱えていてそれを整理したいという方には向きませんが,普通に読書記録をつけてみたい,蔵書整理をしてみたいという方には良いツールとなるでしょう。
● 読書管理 Ver.1.10
詳しくは,作者のホームページを参照 http://www.geocities.jp/rikamasa/