「幻冬舎新書」創刊

快楽なくして何が人生11月30日,幻冬舎新書が創刊された。「創業から13年間で培った幻冬舎の全ノウハウを最大限に生かして,、幻冬舎新書を創刊します。一挙に62点刊行で話題となった文庫創刊(97年),雑誌創刊「パピルス」(05年)・「ゲーテ」(06年)に続く,新ジャンルへの挑戦です」とのこと。
今回は17点を発行。まず何を読もうか・・・と迷う必要もなく,「快楽なくして何が人生」に決めた。本書は,SM界の巨匠,団鬼六先生が,腎不全に苦しみながらも人工透析を拒否し,自らの男としての生き方を説いたもの。
もちろん,長年にわたる女性遍歴も詳しく記されている。男にとって本物の女とは何か?を熱く語る先生には,チョイ悪オヤジなどという中途半端なポーズを突き抜けた凄みがある。