学習参考書の朋友出版が自己破産


1959年創業の老舗学習参考書出版社「朋友出版」が10月5日付で事業を停止し、近日中に自己破産を申請する予定。負債は2010年11月期末時点で約10億円。幼児用学習ドリルや小中高生の教科書ガイドを手がけ、87年11月期には年間売上高約12億円を計上していたが、10年には売上高が約5億円まで落ち込んでいた。

同社によると、少子化による他社との競合激化や、教科書改訂などの負担から経営状態が悪化、本社売却などで建て直しを図ったが、支えきれなくなり、事業継続を断念したとのこと。