カテゴリー: 1998年

平田篤胤「霊の真柱」

我が家(平塚市)から見える山といえば,第一に富士山,第二に大山(おおやま)。大山は雨降山とも呼ばれ,古代から信仰の山として崇められてきました。江戸時代には庶民に「大山詣で」が流行し,明治には「神仏分離令」により,阿夫利神社と大山寺とに分離しましたが,国学者の権田直助が神主となり阿夫利神社として確立し…

書籍検索便利帳

12月26~29日 28日で仕事納めとなり,今年もあとわずか。どうにか無事に一年過ごすことができました。私自身の今年を振り返って….と考えてみたのですが,家族ともども,これといって特別なことはありませんでした(まあ無事がなにより….)。インターネットに関しては,3月にAIRnetにホームペー…

1998年11月

11月28~30日 ほとんど20年ぶりに町田に行って来たのですが,ずいぶん様変わりしていてビックリ。いまやパソコン激戦区とかで,とにかく若者が多く,綺麗な街とはお世辞にも言えない….。だいたい古くて活気がないように見えても,品のある街というのはあるもので,そういうところには小さいながら良い古書店…

1998年10月

10月31日 もう11月になるというのに,この暖かさはなに?(今日は26度になるらしい) いよいよ,日本もハワイ並に常夏化になるのかしら。 そんな温暖化の影響ではないだろうけど,最近は第2次ウクレレブーム?とかで,この夏に出た「ウクレレパラダイス」(POPEYE別冊)も,なかなかの売れ行きだったそう…

1998年9月

9月29~30日 出張中。出張先の××大学には立派な図書館はありましたが,周辺に書店が全然なかった。学校周辺の書店密度(とくに古書店密度)は,個人的にその大学を評価する上での重要な指標だと思っていますので,今回はハズレ….といったところ。 9月26~28日 細井和喜蔵が28歳の若さで著した「女工…

尾崎一雄「暢気眼鏡・虫のいろいろ」

“ユーモア”とは,品のよい滑稽・上品な冗談ということらしいですが,あまり耳にしなくなりましたね。尾崎一雄は,昭和期の代表的なユーモア作家,と評価されていますが,その短編(岩波文庫の新刊「暢気眼鏡」)を読むと,暢気な若い妻や貧乏ネタが,昔流行した漫才を久しぶりにテレビで見たようで,若い人には,面白さが…

「文庫本雑学ノート」を読む

「文庫本 雑学ノート」(ダイヤモンド社,1998年9月刊)は,久々に出た文庫本マニアのための蘊蓄本。著者岡崎武志氏は,先に出た「文庫本大全」の編者をつとめたほか,週刊誌の読書コラムを担当するフリーライター。自ら文庫王と名乗るマニアックな人だ。 本書は文庫本の歴史に簡単に触れた上で,文庫化されていな…

1998年8月

8月25~31日 30日夜,中華航空の遅れにより,東海道線の終電に滑り込みセーフで帰ってきました。台北は連日35度の暑さでしたが,美味しい食事には満足満腹しました。もっとも子供は,どこへ行こうが変わりなく,奇声を上げ,走り回り,ほかの子供のおもちゃを奪い,故宮博物館より台北SOGOデパートの子供広場…

1998年7月

7月31日 きょうで7月も終わりなのに,まだ梅雨があけたあけないとグズグズ。電車も大雨で止まってグッタリ。どうもノリの悪い月末です。でも,電車の中で中学生の男の子が,なにやら一所懸命読んでいるので失礼して覗くと,椎名誠の「オババ」でありました。う~ん,まともな中学生もいるんだ,安心安心。 7月30日…

澤木四方吉「美術の都」

大正初期にフランスやイタリアの美術探訪の旅に出た澤木四方吉の日記や書簡を集めた紀行文集.で,イタリアの観光美術案内としても役立つ本です。(これを簡略化した昭和版が松永伍一「私のフィレンツェ」ですな) 『芸術創造力や文化にとって王者と貴族の存在がなければならず,民衆的傾向はこれを弱めるものである。フラ…

1998年6月

6月30日 7月7日に岩波文庫の一括重版があります。今回は比較的最近の書目ばかりで,めぼしいものがないのは残念ですが,メリメの「怪奇小説選」,サンドの「フランス田園伝説集」など楽しい読み物が多いので,緑陰読書には結構かと思います。 6月29日 書店で「’98角川文庫の名作150」の小冊子を貰いました…

1998年5月

5月30~31日 久しぶりによい天気でしたが,家のそばから離れられず,図書館に行ったのが唯一,本との接点でした。私の住んでいる市には4つの図書館・分館があって,それぞれまずまずの蔵書を持っています。理論的には^^;;夫婦二人分のカードを使って40冊までいっぺんに借りられる計算ですが,実際は数冊の本で…