ナポリへの道(片岡義男)

ナポリへの道片岡義男の新刊「ナポリへの道」(東京書籍)を読みました。
本書は、『日本人はどうやってスパゲティ・ナポリタンを「発明」し、食べ、そして発展させてきたのか? スパゲティ・ナポリタンをこよなく愛する著者が、非常な共感と愛情に満ちた体験的・画期的エッセイ』ということで、ナポリタンだけでなく、かかわりの深いケチャップなどに関する一風変わったウンチク話がいろいろ。
思ってたよりも(片岡さんの本はときにスカスカなこともあるので)読みでがあってよかったのですが、独特の文体(昔は英文直訳調だと感じましたが、ここまで引っ張ってくると、結局片岡さんオリジナルのスタイルとしか)が読み慣れない人には、やはり抵抗があるんじゃないかと感じました。でも、スパゲッティ好きな方は、ぜひ挑戦してみてください。