「床下仙人」5千部が6万5千に

床下仙人祥伝社文庫「床下仙人」5千部が6万5千に。POPの力,絶版から復活(文化通信)。
平成13年に初版が出て,絶版間近だった文庫本。ところが,「これが面白くなくて何が面白い」というPOPで人気沸騰,大増刷というお話し。
著者の原宏一氏は1954年生まれ。主な著書に「かつどん協議会」,「こたつ」,「姥捨てバス」,「極楽カンパニー」などがある。私ははじめて読みましたが,我々のような世代のサラリーマンには,ニヤリとするところも多い。中年向け星新一か?とも思ったが,この手の本を読み慣れないせいもあり,ちょっとPOPは誇張かなという印象。