出張から戻りました

曖昧の七つの型〈下〉先週一週間は,久しぶりに札幌へ出張。週末には25年ぶりに昔の下宿先を訪ねるなど,なかなか充実した旅でした。パソコンも持たず,本を読む時間も無かったのですが,ちょっとぶらぶらした感じで,私の学生時代と比べ,駅前は電器屋だらけとなり,古書店はどこへ行ったのか・・・という印象。別に札幌に限った話ではないのでしょうがね。
10月の岩波文庫新刊は, 「インカ皇統記(3)」(インカ・ガルシラーソ・デ・ラ・ベーガ),「ヴォイツェク ダントンの死 レンツ」(ビューヒナー),「美しい夏」(パヴェーゼ,白水社版あり),モーパン嬢(上)」(ゴーチエ,かつて新潮文庫版あり)というラインナップ。ここのところ難しい本が多く,お疲れ気味だっただけに,パヴェーゼやゴーチエが楽しみです。