モーニング娘。コンサートツアー2012春~ウルトラスマート~に参戦

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横須賀芸術劇場で行われた「モーニング娘。コンサートツアー2012春 ~ウルトラスマート~」に参戦した。2月26日(日)の午後の部。10期メンバーにとって初めてのツアーであり、先の八王子公演の好評も聞こえていたので、大いに期待を持って横須賀へ向かった。

新垣リーダーの最後のツアー、そして地元神奈川での公演ということで、会場には緑が目立つ。立見の当日券も出て、5階までほぼ満席状態。今回の見所は、本格的なツアーが初めてとなる10期の実力、それと競うように地力をつけてきた9期の成長ぶり、光井の復活度合い、10期のおかげでなぜか軟化している田中、道重のコンディション、そしてもちろん残り少なくなったガキさんの勇姿だ。

結果として、10期のレベルが高かったこと、9期が安定していたこと、ガキさんが凱旋コンサートゆえ一層力が入っていたことで、充実したコンサートだったと思う。自分は道重、鞘師、生田を中心に見ていたのだが、鞘師は歌、ダンスともすっかり中心メンバーの一人となった。道重はべつにコンサートで目立つ必要はなくコンディションも悪くなかったが、年少メンが増えたせいですっかり年増のイメージだ。生田は真剣な顔で踊っていれば相当な美少女。ほかに目についたのは譜久村と鈴木の太さ。いや健康的ではあるのだが、あまり楽観視できない感じだ。足にテーピングしていた工藤は途中舞台後ろに落下するハプニングもあって、ハードなツアーで体のほうが心配。一方佐藤は細身だが意外にタフなんじゃないかと思う。光井はハロ唯一の可動ギミック321ボックスが用意され、一部の曲を除いて参加。徐々に回復してきているようだが、本人もファンももどかしいところだろう。

れいなが10期によって自分が変わるとは思わなかった、というようなことを言っていたが、たしかに今ののびのびとした娘。の雰囲気は悪くない。それゆえ、もう少しガキさんにはこのまま9期10期の面倒を見て欲しかったなぁというのが正直な気持だ。

横須賀芸術劇場は開館当時から何回も足を運び、家内もこのホールでピアノの発表会を開いたりしたので、楽器の響きの良さはなかなかだと思っているが、サンプラザ等に比べて満席でも残響が長いゆえ、今回のようなライブでは曲によって音が重なって聞きにくいところがあったのは残念だった。

付記:ハロプロに限らずライブのときはキヤノンの防振双眼鏡10×30を持って行っている。これは比較的コンパクトでクリアに見え、手ブレ防止の効きもいいのでホールコンサートにはおすすめ。今回は4階席サイドだったので、普段は星見に使っている一回り大きい防振の10×42を持ち込んだ。鮮明で視野が広く、道重のモモの数センチの薄いアザや工藤が落下して戻ってきた時の大丈夫大丈夫と言っている口の動き、生田の襟元から見えるインナーのインナーまでよく見える。重さがネックだが、片手持ちでもブレないので、覗きっぱなしじゃなければライブでも許容範囲。星でも鳥でもアイドルでも幅広く使える双眼鏡なので一度覗いてみてほしい。