「ほぼ日手帳2012」発表

もう来年の手帳の話か….なにか大震災以来慌ただしくて、あっという間に今年が終わってしまいしそうな感じだ。というわけで、恒例の「ほぼ日手帳」の発表会が行われた。2012年は「smile」をテーマに、過去最多68種のカバーを揃えたのが特徴。68種の内訳は、文庫判のオリジナル43種、A5判「カズン」16種、昨年初登場したウイークリータイプの「WEEKS」9種。新登場のカバーとしては、文房具や小物などを入れられるジッパー付きの「ジッパーズ」などがある。9月1日より順次販売予定。

コラボレーションものとしては、mina perhonen「smile」のほか、「POTER」によるカバーでショルダーバッグとしても利用可能な「BLACK CASE」、「WEEKS」(8色)と専用のカバー「WEEKS Passport」(B印YOSHIDA(BEAMS)と吉田カバンが共同開発した革製のもので6色)が登場。また、ディズニーシリーズでは、ドナルドダックが着ているセーラー服のセーラーカラーをイメージした「ドナルド・ザ・セーラ」、くまのプーさんたちが住む「100エーカーの森」の地図をデザインした「プーさんの森」など4種が出る。

糸井氏によるとは、「今年はここがどうなったという発表は特にないが、今年は見えないところをたくさんたたき直した。みんなの意見を聞きながらやってきて、変わったことはもうみんないらなくなっていると思う。多分来年もそうだと思うが、そんな風にどんどん『ほぼ日手帳』は普通のものになっていく」、「僕らは半完成品を売っているようなもので、書き込まれて皆が使ってくれて初めて成り立つ。2011年というと特別な年に、あらためて使ってくださる方と僕らとが同じチームでやってきているという事を痛感することがたくさんあったが、特にここに込めたという事はない。気持ちが気持ちで伝わればいいと思っているので」、「使ってくださる方が一番よく分かっている。事実が積み重なって中に入っているので、発見して友達に教えてほしい」とのこと。(新文化紙ほか)