出版権を電子出版にも拡張ー著作権法改正案

政府は3月14日に、従来紙媒体のみを対象としていた出版権の対象を、電子書籍にも拡張する著作権法改正案を国会に提出した。2015年1月1日に施行予定。改正案では、出版権をCD-ROMによる出版やインターネットによる電子出版にも拡張し、従来の紙媒体や記録媒体による出版の権利、インターネット送信による電子出版の権利を、契約により全部または一部を出版権者が専有できるとしている。出版権の存続期間は従来と同様の3年間。