ライカとモノクロの日々

ライカとモノクロの日々    エイ文庫
えい文庫の新刊「ライカとモノクロの日々」(内田ユキオ)を読む。月刊カメラマン誌に連載していたフォトエッセイをまとめたもの。デジタルカメラの隆盛で,フィルムカメラ自体の存続が不安な現在,モノクロフィルム(とライカ)で撮ることにこだわる著者が,自らの写真歴と,モノクロ作業ならではの暗室作業の楽しみを語る。私自身は最近,モノクロを使うことはほとんど無いが,これを読んだら,また撮りたくなってきた。モノクロでのほのぼのとした暖かみのある写真は,眺めるだけでも嬉しい。