ルネ・ラリック展を見てきた

g-11.jpg会期間際の駆け込みだが,国立新美術館の「生誕150年ルネ・ラリック華やぎのジュエリーから煌きのガラスへ」を見てきた。
アール・ヌーヴォーのジュエリー作家,ガラス工芸家ルネ・ラリックの作品を,オルセー美術館,グルベンキアン美術館をはじめ,内外の主要コレクションから集め,400点ほどを展示。
とにかく数が多いのと,小さなものが多く,近くでじっくり見たいので,なかなか列が進まない^^;; 下絵やスケッチもたくさん展示されていたのだが,その辺はかなり省略してしまった。
作品の中で目をひいたのは,やはりブローチなどのアクセサリーとガラス細工。小さな香水瓶など,ほんとうにお洒落で,ため息がでますな~
また,とくに広いスペースで展示されていたのが,「カーマスコット」。昔の自動車のボンネットあったにラジエーターキャップに装着したもので,普通はカーメーカーのシンボルをつけるのだが,ラリックが作ったのはガラス製の動物や裸婦など。今回は,当時発売されたデザインの全種類と,鍋島直泰侯爵が自らボディをデザインし実際にカーマスコットを装着していた高級車イスパノスイザの実車が展示されていた。