「図書」4月号によると,昨年(1997年)の岩波文庫売り上げ好調書目は次の通りでした。 相変わらず日本思想がよく売れていて,とくに話題書が無かった赤帯(外国文学) はランク入りしませんでした。
●1997年岩波文庫売り上げベストテン
| 1 | 武士道 |
| 2 | 代表的日本人 |
| 3 | 君たちはどう生きるか |
| 4 | 忘れられた日本人 |
| 5 | 論語 |
| 6 | こころ |
| 7 | 孫子 |
| 8 | 歎異抄 |
| 9 | ソクラテスの弁明・クリトン |
| 10 | プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神 |
岩波文庫創刊以来のベストセラーと比較してみると,ソクラテス,論語,こころ,歎異抄あたりが共通で, これらが現在でもコンスタントに売れていることがわかります。マックス・ウエーバーのプロテスタンティズムは,7, 8年前に改訳されたものだけど,なぜ急に売れたのか....(教科書にでも使ったのかしら?)
ちなみに,1997年に出た新刊書でよく売れたものは,千字文, 聊斎志異(上)(下),方法序説などだったようです。