香水瓶やインク瓶のコレクションというのはポピュラーだが,これもコレクターにとっては人気のある瓶らしい・・・嗅ぎタバコ入れ。
中国では,はじめ貴人の間で用いられていた嗅ぎタバコ瓶が,清朝時代に民衆にも広まったという。ここ20年ばかり,嗅ぎタバコ瓶のコレクションが急速に流行りだした関係で,偽物をつかまされることも多く,本書のような入門書も役立つと思われる。
本書には40ページのカラーとモノクロの写真,および嗅ぎタバコ瓶の収集入門,中国の嗅ぎタバコの歴史,材質や装飾での瓶の分類などが掲載されている。
高田裕三さんの冒険伝奇ロマン漫画「3×3EYES」の文庫化最終巻となる第24巻(特装版)が,7月9日に発売予定。特装版には,「3×3EYES」初となる文庫サイズの単独カラー画集が付いてくる。画集はフルカラーで100ページほど。単行本未収録のイラストも多数収録しているとのこと。
「3×3EYES」は三つ目の妖怪であるヒロインのパイが,不死人「无(ウー)」になってしまった藤井八雲と共に人間になる方法を探し求める冒険伝奇ロマン。週刊ヤングマガジン増刊海賊版および週刊ヤングマガジン(ともに講談社)にて1987年から2002年まで連載されていた。

岩波文庫訳者自家用版の例で,古書マルジナリアさんで販売されていたものです。
R-IN001「ベートーヴェンの生涯」(ロマン・ロラン著,片山敏彦訳),昭和14年3月発行,20部内第11番本(署名入り)。
大きさは普及版よりも一回り(天地左右とも5mm程度)大きく,白い紙装の表紙に模様はなく,裏表紙に壺型岩波の空押しがあります。もともとは未断裁だったはず。通常の奥付の代わりに,写真のように書かれています。
古書マルジナリアさんは,江戸時代の和本から現代文学の文庫本まで,絶版ものを中心に取り扱っており,岩波文庫も充実しています。
ハガキを書きながら,そろそろインクを買わなきゃいかんな,と思ったら,いつの間にかモンブランのインクボトルが角張っていた....。ちょっと違和感あるけど,新色もあるみたいだから,また普段使いのロイヤルブルー以外も買ってしまうだろう。
図書館のようにライトノベルを大量に持っている人の本棚,というのが話題になっている。
本ならもっとたくさん持ってるよ~という人はいるだろうが,ライトノベルばかり…というのがビックリ。私なんて,書店のライトノベルの棚を見ても全部同じに見えてしまうので,これだけ集めて読んで,まだ飽きないということに皮肉じゃなく感服する。
収録作品は,「生霊」「南部の鼻曲り」「葡萄蔓の束」「無惨やな」「遣米日記」「藤九郎の島」「美国横断鉄路」「影の人」「その後」「死亡通知」 の10篇。現在,文庫本や単行本では読めないものを集めている。
久生十蘭((ひさお じゅうらん)は,1902年函館市生まれの小説家,演出家。1928年上京し,岸田國士主宰の「悲劇喜劇」の編集に従事。1929年渡仏し,パリ物理学校でレンズ工学,パリ市立技芸学校で演劇を学ぶ。帰国後は舞台監督,翻訳家、明治大学文芸科講師などを務め,1937年文学座に参加。演出家として活躍する一方,ガストン・ルルーの翻訳なども行った。1957年没。博識と技巧で「多面体作家」「小説の魔術師」と呼ばれた。2008年,「定本 久生十蘭全集(全11巻)」(国書刊行会)の刊行が始まり,2009年岩波文庫からも「久生十蘭短篇選 」が刊行された。
発売中の「MEN'S Precious」2010年夏号にパイプ記事が載っているというので読んでみた。
6ページなので,特集というほどではないな・・・と思いつつページをめくると,パイプの写真が数点載っているだけで,読むべきところがほとんどなかった。
この手の雑誌では,たまにシガーが取り上げられるだけでパイプなんて見かけたことがないから,ありがたい話ではあるけれど,そもそも,紙巻きを吸っている人にパイプ喫煙を勧めているのか,パイプスモーカーの華麗なライフスタイル(>_<)を紹介するのか,ねらいが分からない。タイアップ記事とも思えないし,なぜパイプなんて思いついたのだろう。
まあ,本誌自体は時計やシャツの特集が面白かったので,良かったのだが。
http://mensprecious.jp/
実家引越しに伴い書庫の整理。第一弾600冊を古書店へ。まだまだ先が長い(>_<) 初期のカメラジャーナル以来の田中長徳氏のカメラ本、目をつぶって全部売却。続いてJAZZオーディオ関係も全部売却。万年筆、文房具、時計、煙草関係はとりあえず保留^^;
このたび,日本出版インフラセンターより「新刊書店が中古本を併売するに当たっての販売ガイドライン」が発表された。内容は以下の5項目。
1.中古本の定義
公衆へ譲渡された後に買取る等の方法により引き戻された本のこと。
2.不正返品について
不正返品とは,中古本を新本(公衆へ譲渡されたことのない本)の仕入れ取引先へ返品することで,これは詐欺罪に相当する犯罪である。
3.「中古本」の表示について
読者に誤解をあたえないように,新本と中古本との区別を明確にする。そのため中古本を取り扱う場合は,(1)商品の書籍JANコード(2段バーコード)のいずれかが判読できなくなるように,シール貼付等の加工を行う。(2)中古本を販売する場所では,看板や掲示物,宣伝物等に「中古本」と表記するものとし,「本」と表記するのは読者に誤解を与えるので避ける。
4.盗品買取りの防止策について
(1)中古本を取り扱う小売店は,盗品買取り防止に努力する。(2)万引きを誘発する宣伝行為は止める。(3)すべての買取りについて本人確認を行う。※現行規則では,買取り額が1万円未満の場合は,本人確認が免除されている。
5.著作者への利益還元
著作者の利益や創作意欲を損なうことがないよう配慮し,著作者の要請に応える努力をする。
名前は知ってるが読んだことがない,という方も多いかと思います。岩波文庫でも昭和11年の旧版以来,74年ぶりの改版。私の持っているのも当然旧版ですが,今回,底本から見直し,字体を通行字体に改め,振りがなを充実させるなど,読みやすくなったとのこと。
『小説神髄』は明治18年刊行,最初の体系的文学論として近代文学史の幕開けに名を刻む書です。「坪内氏は小説神髄などいう書物に自己の思う所を議論的に発表せられたので,吾々のような今まで研究したこともない,従って定見もない子供には,この議論と実際と相まって非常にわが心を動かした。この頃余はもはやこの種の小説この種の文体よりほかに吾々が執るべき筋道はないと思うて,ぞっこん惚れ込んでしもうた」(正岡子規)。東京大学を卒業したての弱冠27歳の文学士が発表した小説論が,新しい世の文学を志す若者たちにいかに衝撃を持って迎えられたかは,明治18年という時代状況を抜きにしては語れません。
以下,文庫編集部のページをご覧下さい。
東京創元社は6月7日、ツイッターで在庫状況に応じて本を紹介するシステムを開始した。
利用者が読みたい本のジャンル(サスペンス、スパイなど)を「@sogen_bot」につぶやくと、数分後に該当する本のタイトルが発信元へ送信される仕組み。返信は自動応答、システム開発はディキューブが行った。同社では、読者に幅広い本と出会ってもらうため著者・タイトルではなく書籍ジャンルのつぶやきに限定し紹介する。また、在庫データベースと連動しており、購入可能な本が案内される。
4日間で767フォロワーを集めている。(現在800程度)
ソフトバンクグループのビューンは6月1日から,iPadやソフトバンクの携帯向けに配信サービス「ビューン」の提供を開始した。
「週刊朝日」「AERA」「FRIDAY」「CanCam」「女性セブン」「DIME」「BE―PAL」「週刊ダイヤモンド」「PRESIDENT」「dancyu」「エコノミスト」「サンデー毎日」など31種類の新聞や雑誌,テレビニュースなどを定額で閲覧できるもの。ほとんどの雑誌が発売日当日から主要記事を配信する。
iPadやiPhoneで利用するには,アップルストアから無料アプリケーション「ビューン」をダウンロードする。利用料金は月額iPad 450円,iPhone 350円,ソフトバンク携帯電話 315円。30日間の無料利用期間を設けている。(新文化紙等による)
横浜ベイシェラトンホテル&タワーズのメインバー「ベイ・ウエスト」が本年9月を目処に禁煙となる予定。
利用者の6割が喫煙客という同バーは,当初条例違反への罰金が科される来年4月直前まで喫煙を続ける予定だったが,半年前倒しすることとなった。
バーや居酒屋が禁煙というのは喫煙者からすると想像できないのだが,シガーバーみたいに特定の趣味の人が集まるところならいいのかしらね。
iPadも発売され,出版各社も電子出版対応にようやく本腰を入れてきた...
.ということで,河出書房新社は6月1日より編集4部を新設し,文庫課,編集総務課,新設の電子出版課の3課を所管することとした。また,光文社も同日,電子出版部を新設し,取締役出版局長の古谷氏が同部長を兼務することとなった。(新文化紙による)
岩波文庫のディケンズ「イタリアのおもかげ」を読んだ。1844年,32歳のディケンズが家族とともにイタリア各地を周遊し,名所旧跡を訪れた際の紀行文集。
現地の人々の日常生活の姿を詳細に描いていて,とても興味深い本なのだが,なかなか読み通すのに苦労した。訳者のあとがきには,ディケンズの長く複雑な文章が難解で・・・と書かれているものの,それにしても,スッキリと頭に入ってこない。
自分の読解力を棚に上げて申し訳ないが,行きつ戻りつ内容を確かめるのは紀行文にはふさわしくないと思う。この間出たヴァレリーの「精神の危機」の方が,ずっと読みやすかった・・・ということで,イタリア旅行記を気楽に読もうという方にはお薦めしないが,ディケンズ好きの方にはどうぞ,といったところ。
岩波書店では5月31日に株主総会および取締役会を行い,役員人事を決議した。
宮部信明常務が代表権をもって専務に,臼井幸夫取締役が常務に昇任。岡本厚氏が取締役に新任した。代表取締役専務だった佐藤永生氏は退任。
iPadの発売に合わせて,講談社電子文庫から,京極夏彦「死ねばいいのに」の配信が始まった。
iPadとiPhone版はまだ承認申請中とのことだが,PC版と携帯版はこちらからお試しで見ることが出来る。
価格はiPadとiPhone版が900円。PC版は945円。発売日から6月11日までのキャンペーン期間中は700円となる。携帯は全6章に分割して、各章105円。PC版と携帯版は1章を無料で試し読みができる。iPadとiPhone版も試し読み版を準備中。
1980年6月に創刊された河出文庫が創刊30周年を向かえる。30周年に掲げたキャッチフレーズは,「読み継げば,どこへだって行ける」。『知的好奇心に満ちた電車に乗り,ジャンルを超えてどこまでも旅を続けられる―そんな文庫を目指します。皆さんもぜひ河出文庫という切符を手に,新しい旅に出かけてみてください』。
30年前のことが,すぐこのあいだのような気がするのは歳のせいだろうが,創刊のときのことはよく覚えていて,宮脇俊三さんの「時刻表2万キロ」など,何冊かは創刊時の帯付きで,いまだに本棚にある。
本文庫で親しまれた澁澤龍彦コレクションやマルキ・ド・サド選集などは,残念ながら現在品切れになっているタイトルも多いので,これを機会にぜひ順次復刊して欲しいところだ。
朝日新聞などによると,マーク・トウェイン(1835~1910)が生前に残していた自伝が,カリフォルニア大学出版会から今年11月より刊行されることになった。 「少なくとも死後100年は世に出さぬよう」という本人の遺志を守り,5000ページにわたる手稿が同大バークリー校で大事に保管されてきたという。
トウェインは死の4年前にあたる1906年から,自伝をまとめ始めたが,死後100年間の公開を拒んだ理由は不明で,「100年後なら友人の悪口を書いても気がとがめないから」などと憶測もされている。自伝の一部を引用したトウェイン伝が過去にいくつか出版されているのだが,出版会では,これまで世に出たのは全体の半分以下で本人が望んだような形ではないと言っている。
トウェインは妻の死後に親密になり,後に破局した女性との「晩年の恋」についても400ページの補遺を残しており,世界中のあらゆる世代に親しまれる作家の別の一面が自伝を通じてうかがえるかもしれない。
横浜市教育委員会は本年度から、11月の第1金曜日を「はまっ子読書の日」と制定し、この日には、すべての市立学校で、読書集会や図書館ラリーなど、子どもが読書に親しむ事業を行うとのこと。
2010年は「国民読書年」なので、これに合わせて制定したもので、金曜日と連続する第1土曜・日曜日は、数年前から行っている市立中央図書館での「はまっ子読書フェスティバル」と、各区の地域図書館でのそれにちなんだイベントを行う。11月の第1金曜日となったのは(1)読書週間(10月27日~11月9日)の間になる(2)学校の課業日(3)土日のフェスティバルへ続く金曜日―といった理由から。
講談社は,5月15日に発売した京極夏彦氏の新刊「死ねばいいのに」を,iPad,iPhone,PC,携帯向けで同時発売する(6月上旬予定)。
紙版1700円に対して,電子版は発売から2週間のキャンペーン期間中は700円,その後は900円となる。また携帯版は1章100円で全6章を分割販売。今後はインターネットで上巻を全文無料公開している「親鸞」や京極氏の新刊などを同様にリリースしていく予定。
野間副社長は,「紙の本に加えて,デジタルというチャネルで新しい読者が生れていくという利便性の向上にほかならない。結果的に紙の本の需要を刺激して出版市場を活性化していく可能性を秘めている」と紙とデジタルとの相乗効果をねらっている。
また,京極氏も「紙と電子は,補完しあっても,食い合うものではないと確信している。今回は実験ではあるが第一歩を踏み出した」として,「出版社がいらなくなるということはない。出版社なくして書籍はできない。直接著者がデータ配信することと電子出版とは違うもの」と出版社の役割を強調。
以前、東京書籍から出ていたものだが、著者が好きなノートやメモパッド、筆記具などを自ら写真に撮り紹介しており,文房具好きには楽しめる本。独特の片岡節には好き嫌いもあろうが.... 表紙も変わったな。
岩波書店では、小冊子『読書のすすめ』第14集を無料配布中。文庫判88頁で、江川紹子 、鹿島茂 荒俣宏らが執筆。入手希望の方は、近くの書店、または岩波書店販売部「文庫・小冊子」係に請求のこと。
岩波書店では,2010年岩波文庫フェア「小さな一冊をたのしもう!名著・名作再発見!」と題して,5月19日より全国の協力店で以下の書目を発売する。記念に,「読者プレゼント(特製クリアファイル)」も実施。
■枕草子 清少納言
■新訂 方丈記 鴨 長明
■新訂 徒然草
■芭蕉 おくのほそ道― 付 曾良旅日記 奥細道菅菰抄 松尾 芭蕉
■新訂 一茶俳句集
■山椒大夫 高瀬舟 他四篇 森 鴎外
■三四郎 夏目 漱石
■努力論 幸田 露伴
■仰臥漫録 正岡 子規
■夜叉ケ池・天守物語 泉 鏡花
■つゆのあとさき 永井 荷風
■銀の匙 中 勘助
■随筆 女ひと 室生 犀星
■蜘蛛の糸・杜子春・トロッコ 他十七篇 芥川 竜之介
■童話集 銀河鉄道の夜 他十四篇 宮沢 賢治
■人間失格 グッド・バイ 他一篇 太宰 治
■幕末維新パリ見聞記― 成島柳北「航西日乗」・栗本鋤雲「暁窓追録」
■山月記・李陵 他九篇 中島 敦
■新美南吉童話集
■桜の森の満開の下・白痴 他12篇 坂口 安吾
■久生十蘭短篇選
■歌の話・歌の円寂する時 他一篇 折口 信夫
■菜根譚 洪自誠
■マクベス シェイクスピア
■ガリヴァー旅行記 スウィフト
■トリストラム・シャンディ(上)(全3冊) スウィフト
■ギリシア・ローマ神話― 付 インド・北欧神話 ブルフィンチ
■月と六ペンス (新訳) モーム
■動物農場― おとぎばなし ジョージ・オーウェル
■フランク・オコナー短篇集
■たいした問題じゃないが― イギリス・コラム傑作選
■黒猫・モルグ街の殺人事件 他五篇 ポオ
■ハックルベリー・フィンの冒険(全2冊) マーク・ トウェイン
■オー・ヘンリー傑作選
■ヴェニスに死す トオマス・マン
■車輪の下 ヘルマン・ヘッセ
■カフカ短篇集
■モンテ・クリスト伯1(全7冊) デュマ
■三銃士(全2冊) デュマ
■自由への道1(全6冊) サルトル
■罪と罰(上)(全3冊) ドストエフスキー
■戦争と平和1(全6冊) トルストイ
■子どもたち 曠野 他10篇 チェーホフ
■創造者 J.L.ボルヘス
■五輪書 宮本 武蔵
■新訂 福翁自伝 福沢 諭吉
■学問のすゝめ 福沢 諭吉
■武士道 新渡戸 稲造
■代表的日本人 内村 鑑三
■女工哀史 細井 和喜蔵
■遠野物語・山の人生 柳田 国男
■古寺巡礼 和辻 哲郎
■「いき」の構造 他二篇 九鬼 周造
■君たちはどう生きるか 吉野 源三郎
■忘れられた日本人 宮本 常一
■手仕事の日本 柳 宗悦
■意識と本質― 精神的東洋を索めて 井筒 俊彦
■論語 金谷 治 訳注
■老子 蜂屋 邦夫 訳注
■新訂 孫子 金谷 治 訳注
■ブッダの真理のことば 感興のことば
■新編 東洋的な見方 鈴木 大拙
■饗宴 プラトン
■社会契約論 ルソー
■永遠平和のために カント
■自殺について 他四篇 ショウペンハウエル
■アラン 幸福論
■旧約聖書 創世記
■コーラン(上)(全3冊)
■アイン シュタイン 相対性理論 アインシュタイン
■生物から見た世界 ユクスキュル,クリサート
■君主論 マキアヴェッリ
■権利のための闘争 イェーリング
■自由論 J.S.ミル
■プロテスタンティズムの 倫理と資本主義の精神 マックス・ヴェーバー
■職業としての政治 マックス・ヴェーバー
小学館は5月7日,小学館文庫小説賞の最終選考会で,永井紗耶子「絡繰り心中」を受賞作に決めたと発表した。同賞は2008年10月から09年9月末日まで作品を募集,応募総数は447篇だったとのこと。賞金100万円。贈呈式は5月14日正午から,東京・一ツ橋の如水会館で開かれる。また。受賞作は近日中に小学館から刊行される予定。
永井紗耶子さんは,1977年横浜市生まれ。2000年慶応義塾大学文学部卒業。新聞記者を経て,フリーランスのライターに。現在,新聞や雑誌の記事,ラジオドラマの脚本などを執筆。佛教大学大学院にて仏教文化修士号も修得。
今回の受賞について,「記者として,新聞,雑誌で数多くの方々に取材,インタビューをさせていただく中で,少しずつ「現代」という時代を見てまいりました。凄まじい速さで変化していく現代社会においても「人間は,それほど変わっていない」というお話をうかがうことも多く,実感することも多々ありました。今回,江戸時代を舞台に小説を書かせていただきましたが,ここに登場する人物の大半は,現代に今,生きている人々をモデルにさせていただいております。・・・情報を発信する立場の人間として,現代という時代と社会から決して目を反らさずに,その中から取り出したエッセンスをエンタテインメントの形で表現し,何よりもまず,読者の方に楽しんでいただける作
品をつくれるよう邁進していきたいと切に願っております。」と語っている。(新文化紙ほか)
宝島社から文庫化された,伊集院光「のはなし」(イヌの巻とキジの巻の2冊)を読む。
2ページ程度の短いエッセイ集で,私のように毎週,TBSラジオの深夜の馬鹿力を聴いている人にはお馴染みの話も多いが,伊集院光に関する予備知識なしでも全然問題なし。楽しめる。
最近著者は,散歩しながら変わったものを撮影することに凝っているが,本書にもその一部が文庫版特典として収録されている。変な看板や自販機などとともに,ラジオでもしばしば紹介されている著者の愛犬の写真もあり,これは本当にかわいくて和む。
毎月第2金曜日の夜は,湘南パイプクラブ月例会の日。今回は仕事の都合で出遅れましたが,藤沢へなんとかたどり着き,ロングスモーキングの計時もして貰いました。
いつもは5.6名での月例会ですが,今回は初参加方が3名いて,賑やかでした。次は22日の関東選手権でお会いしましょう。
有隣堂は,バーゲンブックと古書の販売・買取を行う新業態ショップ,リブックス藤沢店を24日にオープンした。本のほか,CD,DVD,ゲームソフトなども取り扱う。
藤沢駅前はこれまで,有隣堂がいちばんの大型店舗だったが,ビックカメラにジュンク堂が入ってからは,そちらに客が流れていて,有隣堂もフロア構成を変えたり,ゆっくり座って読めるスペースを設けたりしているのだが,なにせ古いビルなので,開放感がない。
名店ビル5階のリブックスも,100円のバーゲン本から21万円の古書まで揃えて,開店初日には30万円を売上げ,買い取りは約200冊,ダンボール4箱分と好調なスタートだったという。しかし,周辺のブックオフや古書店,ゲームショップに対して格別入りやすい感じでもないので,先行きなかなか厳しいんじゃないかと思う。
河出書房新社によると、5月1日より紀伊國屋書店新宿本店様2Fにて、河出文庫の大きなフェアを開催するとのこと。
『マルキ・ド・サドが全点面陳列&おすすめコメント付き(世が世なら犯罪です)、さらにはドゥルーズ・ガタリや20世紀SF等々、普段あまり店頭でスポットを浴びないものも。』
久しぶりに買ったCasa BRUTUS。特集は,器こそ我が人生!
普段使いの器に凝るのは楽しいけれど,ここのところパイプに資金が流れているので,なかなか思うようにはいきません。器といえば,骨董趣味というイメージだけど,ここに紹介されている現代作家の器は,価格的にはリーズナブルで,お洒落な物が多いので,最近の「器展」人気も納得できます。..
しかし,いろいろ言っても,最近手に入れた器が,ミスドでもらった40周年記念プレートだもんなぁ....
PHP研究所より,3月10日にスマッシュ文庫が創刊になった。
スマッシュ文庫とは,版元によると,ゆとり世代の方にもオススメの「友情」「恋愛」「幸福」という3大テーマを掲げたライトノベルの新レーベルで,既存のライトのベルファンだけでなく,活字が苦手という方にも読みやすいよう,さまざまな工夫を施していきますとのこと。
第1弾は,人形姫をモチーフにした笑って泣けるラブストーリー「おしえて!マーメイド」と,おバカ度200%の爆笑ファンタジー「試験にでる竜<ドラゴン>退治」。
アキバ総研によると,秋葉原のアニメショップ各店のスタッフからは,「読みやすいように挿絵が多いのが特徴」,「ゆとり世代の方にもオススメのレーベルですね」といったコメントがあったらしい。
岩波文庫はこれまで,主要書目に対して,注やルビをつけ,活字を大きくゆったり組むなど,読みやすくするための工夫をしてきました。今回は,以下の13点を対象として,4月21日に重版,改版されたものが刊行されます。
私のような老眼入ってる人間にとって,読みやすくなることは歓迎だが,若い頃は,活字がゆったり組んであると損したような気分になったものだが....
■ 上田敏全訳詩集 上田 敏 訳/山内 義雄,矢野 峰人編
■ 歯車 他二篇 芥川 竜之介
■ 青年と学問 柳田 国男
■ 風土-人間学的考察 和辻 哲郎
■ ブッダ最後の旅-大パリニッパーナ経 中村 元訳
■ 死に至る病 キェルケゴール/斎藤 信治訳
■ 悲劇の誕生 ニーチェ/秋山 英夫訳
■ プラグマティズム W.ジェイムズ/桝田 啓三郎訳
■ 闇の奥 コンラッド/中野 好夫訳
■ 若きウェルテルの悩み ゲーテ/竹山 道雄訳
■ アドルフ コンスタン/大塚 幸男訳
■ ベートーヴェンの生涯 ロマン・ロラン/片山 敏彦訳
■ ラサリーリョ・デ・トルメスの生涯 会田 由訳
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先週は水戸へ出張していました。上野から特急で一時間ほどとはいうものの,年度末でバタバタしているせいもあって,なかなかしんどい4日間でしたね。天気も悪く,3月末なのに真冬の寒さでしたし。
出張中の癒しといえば,本や雑誌を読みながらパイプで一服ということになりますが,最近は一服できる場所を探すのも苦労するようになり,結局無難なカフェのチェーン店に駆け込むことになります。出張先のホテルでも一服できるのですが,最近は換気はしていても窓の開かないところが多く,連投するときなど一度空気を入れ替えることができず残念です。
今回は,イルステッドのゴールデンバージニア,FVF,マリンフレーク,965を持って行ったので,駅近くのエクセルシオールやイタトマJrで軽くふかしていました。着香ものは飽きやすいけれど,こういうコクのあるバージニアは飽きないですよね。
しかし,地方に出張すると夜の早さに驚きますね。というより,24時間眠らない街,歌舞伎町が普通だと思っている人間が特殊なのでしょうが....
昨年の夏だったか,リブロが長期品切れ中だった文春文庫の吉村昭「戦艦武蔵ノート」の重版販売を引き受けたという話があった。そのときは,一定の部数を買い切ることで重版したそうだが,今度はまた,文春文庫「昭和歳時記」を有隣堂など計81店舗で独占重版することにしたという。
昭和歳時記は,昭和2年東京の日暮里で生まれた著者による昭和の記憶。今ではすでに失われた昭和前期下町の風俗や習慣をいきいきと描いた作品。1996年刊で品切れが続いていたが,今回復活した。
ミントとバニラの香り・・・ということだが,このミントが微妙で,スッキリ爽やかというより,ちょっと複雑で癖のあるタバコという印象。まあ,アメリカタバコに対する偏見があるのかもしれないが,フロッグモートンやローズオブラタキアが名品であると認めつつ,マクレーランドにはなかなかなじめないのだ。
また,吸いやすいタバコではあるが,結構周囲が香るので,私のようなカフェスモーカーにとっては,気を遣わなければならない。そんなわけで,なかなか減ってくれないのだ。
久しぶりに元町に行って,タバコ屋でマリンフレイクを買いました。
バージニア系では,ロイヤルヨットやダンヒルフレイク,エリンモアフレイクはよく吸っているのに,ラットレーのマリンフレイクにはなかなか手が伸びません。まあ,2000円と割高なこともありますが,上品すぎて自分に似合わないせいかもしれません。
とりあえず伊勢佐木町までぶらぶらし,旧松坂屋のプロントでさっそく一服。こういう煙草らしい煙草は落ち着きますね。周囲に漂う香りも穏やかで,しかもフレイクをおおざっぱに押し込んだだけで,ちゃんと綺麗に燃えてくれる。イージースモーキング。フレイク初心者の方にもお薦めです。
しかし,子供の頃、伊勢佐木町といえば横浜いちばんの繁華街だったのに...いまは少々場末の雰囲気。なんとか再生しようと音楽プロジェクトなど立ち上げているんですがね。.このプロントも昔風の重厚な造りが不思議空間という感じになってしまっています。
缶を開けると,ヨーグルト系の甘酸っぱい香りがすごい。昔(いまでもあるのか?)ヨーグレットとかいうお菓子があったけれど,あの味そのまんまだな。
能書きによると,マスカルポーネ・チーズ,ティラミスの香りとのことで,いずれにしてもスイーツ系の葉っぱだ。
歌舞伎町のCafe AYAで一服してみる。実際に吸ってみると,意外に甘さを感じず,上品な香り。適度な湿度で,火種のコントロールもしやすいし,きれいに燃えてくれた。
ちなみに,缶のデザインはドイツのデザイナー,クリスティーヌ・ハーバーストックのイラスト。限定版好きの人は,この缶だけでも欲しくなるね。
#4のダンヒル・ルビーバークを買った。値段の割に状態はそんなに悪くなく,カーボンがちょっと付きすぎているので,すこし削らなきゃいかんな~というくらい。
パイプバッグには,シェル系のダンヒルばかり貯まっていくけれど,無精な自分には手入れが楽で吸いやすいパイプが一番・・・ということで,作家物など,たとえお金があっても,なかなか手が伸びないね。
1995年に連載を終了したマンガ「ボンボン坂高校演劇部」(高橋ゆたか)の復活編が読み切り作品として1月20日発売の「オースーパージャンプ」(集英社)2月号に収録された。また紙面では,絶版になっていた単行本(ジャンプ・コミックス全12巻)も文庫本として4月より再販することも発表した。
「ボンボン坂高校演劇部」は,「週刊少年ジャンプ」(集英社)に,1992年34号から95年30号まで全142話が連載された架空の高校を舞台にするギャグマンガ。同性愛者だと誤解された主人公・順菜正太郎が疑惑をぬぐいつつ,ヒロインにアタックしていくストーリーで,強烈な個性を持つ登場キャラが展開するコミカルな内容が人気を集めていた。
文化出版社は12日,「ハイファッション」を2月26日発売の4月号で,「銀花」を2月25日発売の161号で休刊すると発表した。
新文化紙によると,「ハイファッション」は1960年創刊の老舗モード誌。77~78年のピーク時は13万部を発行していたが,直近の平均発行部数は3万5000部に減少。「銀花」は67年に増刊として刊行され,70年に定期誌化。75年のピーク時には9万部を発行していたが,直近の平均発行部数は2万5000部だった。
同社では休刊の理由について,「情報ソースの多様化や市場環境の変化により,学校法人として新年度の予算を編成するなかで,2誌の売上げとコストのバランスを保つことが,将来的にも見込めなかったため」と説明している。
2010年〈春〉の岩波文庫リクエスト復刊(2月23日発売予定)
■ 風土記 武田祐吉編(前回重版'97年)
■ 古事記伝(全4冊) 本居宣長撰/倉野憲司校訂('03年)
■ 胆大小心録 上田秋成/重友毅校訂('89年)
■ 桐一葉 沓手鳥孤城落月 坪内逍遥('93年)
■ 日本橋 泉 鏡花('96年)
■ 俳諧師 続俳諧師 高浜虚子('91年)
■ 淫売婦 移動する村落 他5篇 葉山嘉樹('94年)
■ 石橋忍月評論集 石橋忍月('88年)
■ 古泉千樫歌集 土屋文明,橋本徳寿編('00年)
■ アエネーイス(全2冊) ウェルギリウス/泉井久之助訳('90年)
■ エリア随筆 ラム/戸川秋骨訳('88年)
■ トム・ブラウンの学校生活(全2冊) トマス・ヒューズ/前川俊一訳('96年)
■ スケッチ・ブック アーヴィング/高垣松雄訳('92年)
■ 阿呆物語(全3冊) グリンメルスハウゼン/望月市恵訳('86年)
■ 白馬の騎手 他1篇 シュトルム/茅野蕭々訳('88年)
■ 天と地との間 オット・ルートヴィヒ/黒川武敏訳('92年)
■ 憂愁夫人 ズーデルマン/相良守峯訳('95年)
■ 蜜蜂マアヤ ボンゼルス/実吉捷郎訳('91年)
■ ツールの司祭 赤い宿屋 バルザック/水野 亮訳('93年)
■ シャルル九世年代記 メリメ/石川 剛,石川登志夫訳('88年)
■ 三つの物語 フローベール/山田九朗訳('91年)
■ ヂェルミニィ・ラセルトゥウ ゴンクウル兄弟/大西克和訳('92年)
■ ムツイリ 悪魔 レールモントフ/一条正美訳('90年)
■ 作り上げた利害 ベナベンテ/永田寛定訳('88年)
■ 能作書 覚習条条 至花道書 世阿弥/野上豊一郎校訂('97年)
■ 垂加翁神説 垂加神道初重伝 村岡典嗣校訂('96年)
■ 社会主義神髄 幸徳秋水('92年)
■ 日本の労働運動 片山 潜('77年)
■ 文芸講話 毛 沢 東/竹内 好訳('79年)
■ ギボン自叙伝― わが生涯と著作との思ひ出 村上至孝訳('97年)
■ 聖トマス 形而上学叙説― 有と本質とに就いて 高桑純夫訳('90年)
■ 哲学の本質 ディルタイ/戸田三郎訳('91年)
■ 衣服哲学 カーライル/石田憲次訳('04年)
■ イエス伝 ルナン/津田 穣訳('98年)
■ コペル ニクス 天体の回転について コペルニクス/矢島祐利訳('00年)
■ 自然認識の限界について 宇宙の七つの謎 デュ・ボア・レーモン/坂田徳男訳('88年)
■ ロンバード街― ロンドンの金融市場 バジョット/宇野弘蔵訳('94年)
きょう昼過ぎに東京に初雪が降りました。
気象庁によると,平年より10日遅く,昨冬より3日遅いとのこと。昨日より冷え込みが厳しくなり,5℃以下の状態が続いていましたが,それでも東京では年々雪を見る機会が少なくなっているというのが実感ですね。小学生の頃(1960年代)には,雪で学校が休校になったこともあったのに。
そんな寒い中,週末は中学校軟式庭球の市大会新人戦があり,息子のチームが団体優勝。本人は大喜びで帰ってきました。翌日には先輩達が江ノ島神社へ県大会必勝祈願に連れて行ってくれたそうで,中学生とはいえ,なかなかしっかりしているなぁと感心。
私も中学からずっと庭球部でしたが,我が校は弱くて県大会には一度も出られずじまい。あまり嬉しい思いをしたことがなかったので,羨ましいです(^^)/
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凸版印刷(株)は,2010年の国民読書年に連動した取組みとして,読者に「読書の楽しさ」,「書店の面白さ」を伝えるプロジェクト「本屋の歩き方」を発足し,読者と書店との情報接点として,WEBサイト「本屋の歩き方」を4月1日よりスタートするとのこと。
WEBサイト「本屋の歩き方」では,読者に対して「本屋をエンジョイするよろこび」を伝えることをキーコンセプトに,書店での本との出会いをプロデュースするとともに,読者と書店との情報接点の拡大を全面的にサポート。具体的なコンテンツとしては,「特徴的な本屋」,「個性的な本屋」の紹介,1000人に聞いたオススメの本,カリスマ店員の気分別オススメの本,本屋NAVI(ナビ)(書店検索)などを計画中。
今年の正月休みは,あっという間に終わってしまった感じですね。私は,元日は近くの江ノ島神社への参拝,2日は朝から皇居へ行って皇族方の姿を見てから新春秋葉原巡り,3日はスポーツショップで息子のテニスグッズ選び等々と,まずは穏やかな正月でした。
その間,一念発起し,かねて懸案であった?「けいおん」のアニメ13話ならびにコミックス3巻に取り組み,多くの成果をあげました。秋葉原行ったときも,思わず,けいおんキャラのねんどろいど買っちゃおうかと思ったくらいですが,さすがに自重。
3年生に進級したので,この後,卒業しちゃって後輩の物語になるのか,いまの彼女たちの成長ぶりが見られるのか,楽しみであります。アニメ2期の放映も決まったらしいですが,コミックスとアニメではだいぶ感じが違いますね。コミックスの方が緩くまったりした感じがよく出ています。